ハッカソンについて

テーマ:車椅子で楽しむ大学内ARゲームの提案

このハッカソンでは上記のテーマに沿って、主に東京都立大学日野キャンパス内で遊べるARゲームを開発します。

普段行われている活動にARを絡めると、どんな楽しさが生まれるのか?あるいは既存の遊びやスポーツにARを絡めると、どのように楽しみ方が変わってくるのか?などなどARの可能性を模索しながら新しいARゲームを作ってみましょう。今年は車椅子を利用することを前提としたARゲームの開発に取り組みます。

ハッカソンではまずARコンテンツの基本的な制作方法について学ぶワークショップを行ったあとに、参加者同士でチームを組み、アイデア出しとプロトタイプ開発に取り組みます。

今年は東京都立大学の大学院生向け授業「研究プロジェクト演習(5)」と連携して実施するため、授業の受講者も一緒にハッカソンに参加します。

作るもの

(1チームに1台ずつ手動車椅子を貸し出します)

ARワークショップ

松岡 湧紀(株式会社Psychic VR Lab)

特別講演「ゲームをデザインする」

𥱋瀨 洋平ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社 クリエイター・アドボケイト

1995年よりゲームデザイナー/シナリオライターとしてゲーム開発に従事。「ワンダと巨像」「魔人と失われた王国」などの作品に携わる。2013年よりユニティ・テクノロジーズ・ジャパン合同会社(現株式会社)に勤務し、学術とゲーム産業の橋渡しをするために活動。「誰でも神プレイできるシューティングゲーム」でWISS2015対話発表賞。「Unlimited Corridor」で第20回文化庁メディア芸術祭エンタテインメント部門優秀賞を受賞。東京大学先端科学技術研究センター連携研究員、大阪芸術大学客員教授を兼務。

講義「車いすの基礎について」

金野 達也東京都立大学大学院 人間健康科学研究科 作業療法科学域 准教授

作業療法士。博士(保健医療科学)。回復期リハビリテーション病棟・一般病棟・外来など、主に身体障害領域の作業療法に携わってきた。現在は東京都立大学で臨床や研究で培った経験を活かしながら、義肢装具学、地域作業療法学、日常生活活動学実習の授業を担当し、作業療法の魅力について伝えている。2022年度日本保健科学学会優秀賞受賞。主な研究テーマは、プロアスリートの作業的移行、作業遂行分析に基づいた作業療法介入の効果検証、把握力調整能力の解明についてである。

審査員

大石 佳能子(株式会社メディヴァ)

安藤 良一(AXEREAL株式会社 / 超人スポーツプロジェクト)

松岡 湧紀(株式会社Psychic VR Lab)

運営

阪口 紗季(東京都立大学 WHEE-Project)

韓 旭(東京都立大学 WHEE-Project)

柴﨑 美奈(東京都立大学 WHEE-Project)

馬場 哲晃(東京都立大学 WHEE-Project)

串山 久美子(東京都立大学 WHEE-Project)